三國志の質問ですが蜀がもっと人材が豊富だったら蜀が魏を倒す事はできたでしょう...

三國志の質問ですが蜀がもっと人材が豊富だったら蜀が魏を倒す事はできたでしょうか？


例えば孫武や孫ピン、楽毅や韓信のような戦の天才や関羽や趙雲、呂布のような武将が北伐時にいたらどれくらいの結果が得られたとおもいますか？

蜀の諸葛亮の北伐ですが戦略的にかなり他者に依存している点が強く(呉や異民族等)賭けそのものです。蜀が魏に対して単独で勝つことは国力的に不可能で、呉は同盟国に過ぎず誠実ではないため、戦術的な同時侵攻は現実的に不可能でした。持久戦は蜀にとっては最善策だったかもしれませんが…滅亡の時期が遅くなるだけです。現実では度重なる北伐で蜀の国力は衰退し簡単に滅亡しましたが、蜀にしてみれば採る戦略が死中に活路をみつけざるを得なかった現実があると思います。 また数多くの名将がいればという点ではどうかという点では、戦略的に賭けに近い為一時的な勝利は得られるかもしれませんが、所詮国力が２倍以上違う為蜀は滅亡の道を歩むかと思います。

孔明が馬謖に任せなければ勝てたかもしれません。

あなたが挙げた武将全員が蜀に仕えたらもしかしたら関中の有る程度を制圧するくらいはできたと思います。



しかしその場合孔明は基本ポディションに戻り後方支援をしたり専ら政治に回り自らが指揮することもなくなるでしょう。それはあなたの「蜀にたくさんの優秀な人材がいる」ということを仮定した場合ですけど。



あと捕捉についてです。北伐で確かに魏を滅ぼすことができませんでした。しかし北伐の意義は「魏を滅ぼす」以前のもっと大事なことがあります。孔明が蜀の重臣たちに反対されても北伐を強行したのはなぜでしょう？その理由の一つに孔明は「蜀自ら攻めこまないと逆に魏に攻め込まれ滅ぼされてします」というようなことを言っています。つまり攻撃は最大の防御というべく孔明の北伐は決して無意味なものではなく蜀を存続させるという意味ではとても役に立ったと思います。



孔明の北伐は勝てなかったと考えるよりも負けなかったと考えた方が妥当でしょう。あれだけ人材も兵士も物資も劣る蜀が大国魏に対し負けなかったというのは称賛に値するでしょう。ましては軍事は不得手で北伐、南征以外のほとんどの戦争に加わっていない孔明の指揮なのですから。

蜀側に何人増やしても無駄です。国力が違いすぎますから、農業生産力も兵力も人材の豊富さも統治政策も何もかも魏が上ですし、何よりも魏の支配体制がしっかり安定していたので隙がありません。

項羽と劉邦が秦を滅ぼしたり、劉邦が項羽を倒したのとは訳が違うのです。



「蜀が魏を倒す」というifを考えるのなら、むしろ魏の方の人材に「誰が居なかったら」というのを考えるべきですね。

例えば曹丕がいなければ、曹操の後は曹植が継ぐとしてプレッシャーから酒に溺れて支配構造に緩みが出る…とか、曹真と張ｺｳがいなくて第一次北伐で長安近辺まで攻め込める…とか。



要するに、魏の方で弱体化してくれないと勝ち目はないって事です。

船頭多くして船山に登る、と言う諺ももあるとおり、トップばかりいくら人材

が揃っていたとしても必ずしも良い結果になるとは言えないでしょう。



彼等が全員揃っていた居たとして指揮する兵が居なければ能力を１００％

発揮できません。上から下まで満遍なく人材は必要ですし、そのためには

何よりも国力が必要です。



当時の蜀は魏と比べ、軽めに見積もっても蜀：魏=１：７ぐらいの国力差が

あります。そうなると上だけでなく下の人材も足りなくなります。韓信などは

兵数が多ければ多いほど能力を発揮できる、と言っているように、彼に僅か

な兵数を持たせたとしてもさほど役には立たないでしょう。



むしろ、蜀に足りない部分を補う形で人材を補填した方が、まだ可能性が

あると思います。条件としては簡単に裏切らない韓信がおり、更に軍事面

全権を韓信に任せられる諸葛亮、更に魏側の君主が無能で西方諸地域

で反乱が頻発している。



他力条件が結構多いですが、これぐらいでなければ北伐の成功率は簡単

には上がらなかったと思いますね。楚漢戦争で韓信が北伐を成功させていた

のは条件の多くを満たしていたためです。

絶対人口数が足りない

人材が多くても食糧等の後方支援が無理

それを考えないで戦争始めると

大日本帝国みたくボロ負けです



無謀です

諸葛亮は政治家として内政には優れていたでしょうが

軍事的能力はカラッペタです

モーカクさんにも「待ち伏せしかシラネーのか」って馬鹿にされてます

「ないてバショクを斬った」ところで任命責任には知らんぷり

そりゃないだろうって感じです