三國無双6やってるんですがこれって実話ですか？

三國無双6やってるんですがこれって実話ですか？

実話を元にした創作です。

魏・呉・蜀・そして晋の国は実在した国で登場人物もほぼ実在しますが、彼らの活躍は創作も多いです。

ゲームの三國無双は三国志演義と呼ばれる中国の民の時代に書かれた小説がベースで、主に蜀が善で魏が悪（無双はあまりその傾向は無いが）に描かれています。

特に関羽は史実と大きく異なり、関羽が華雄を打ち取ったり（史実では孫堅が打ち取る）、呂布の赤兎馬を曹操から譲り受けたりしたのは創作です。

戦の勝敗の結果は史実と同じですが、描かれ方は史実と異なって、史実はあんなにドラマチックではないということです。

まあ、張遼が合肥の戦いで10万の軍をわずか800人で蹴散らし、「泣く子も黙る」と言われるほどの活躍をしたのは史実だそうです（しかし史実では演義と違って呉にやられて死なずに病で死ぬ）。

あと、赤壁の戦いも創作が多く、船が燃えて曹操軍が敗れたというより疫病で撤退を余儀無くされたとも言われていて（船が燃やされたのは事実らしいが）、撤退する曹操軍を諸葛亮が待ち伏せして伏兵を置いたり、最後に関羽が待ち伏せしていたが曹操を見逃すといった話は演義での創作です。

とりあえず無双6は三国志演義をかなり忠実に描いていますが、史実と異なる点は多いということです。

もちろんその史実も本当にあったことが全て書かれたわけではなく、蜀の文献・呉の文献・魏の文献といった大量の文献をつなぎ合わせたようなものなのでどの話が真実かは知ることが出来ません。

また、当たり前ですが無双のシステムのような一人で何百何千もの相手と戦うようなことはしていません。

三國志をもとにした三國志演義をもとにした創作ゲームです。

三國志自体が歴史の勝者側からかかれたものなので100％事実ではありません。

そして日本人の知る三國志は三國志演義のことが多く、三國志演義は三國志を面白く小説化した物語です。歴史的観点からおかしな点はたくさんあります。