2012年3月11日日曜日

飛んでくる矢をかわして掴むのは可能ですか。 創作の『三國志演義』では姜維が掴ん...

飛んでくる矢をかわして掴むのは可能ですか。

創作の『三國志演義』では姜維が掴んでました。







ディスカバリーチャンネルだったかナショナルジオグラフィックチャンネルだったかで、「もしも実験隊」か「都市伝説を検証する」のような番組で検証していました。どこでやってたかを忘れちゃいました。



武道の達人に出来るだけ早く指を握ってもらい高速度カメラで撮影して、手を閉じる時間を計測します。

次に機械仕掛けの手の模型を作成し固定します。

弓の方も台に固定し、発射ボタンで弓を放てるようにし、機械仕掛けの手と適正時間差で連動するようにセットして実験開始です。

少しうろ覚えですが、普通に弓を射ると矢は時速200キロメートルほどで飛ぶそうです。

矢が手に接する瞬間に指を閉じるようにいくら頑張ってセットしても、指を閉じるよりも早く矢はすり抜けてしまいます。

結論として、「そのような伝説は嘘」と言っていました。



そこから先はただの好奇心で実験を続け、機械仕掛けの手の閉じる速度を人間の5倍まで上げてやっと矢を掴めるようになっていました。



最初の方を少し見損なったのですが、わざと矢の速度を落として時速100キロメートルくらいにすれば手で掴めるようなことを言っていた気がします。



遠距離から放物線を描いて飛んで来る矢はかなり速度が遅くなっていそうな気もします。いったいどれくらいなのか分かりませんが、或いは掴めるかも?



追記

riewsevgoさん、書き込みありがとうございます。指を閉じる動作に0.0何秒であったのか0.00何秒であったのか詳しい数字を忘れました。彼らは何度も時間調整をして実験をしていましたが、ご指摘のように「予測して手を閉じつつある」形を再現するためには、指が3分の2くらい閉じたところから始めれば良いように思います。しかしながら、好奇心で続けた実験時に人間の動作時間より3倍早く動作させてもすり抜けたということは、同じ結果を予想させるような気も致します。

矢のスピード次第という気も致します。



刀で矢を払い除けるのはよく聞くお話で、これはいかにも可能なように感じます。実際にどこかのサイトで衝撃映像として見た記憶があります。そのときは武道家の親子が7~8メートルくらいから射ていましたが、私の目から見ると矢の速さを加減している、身体の中心から外して(身体には当たらないことと、刀で払い易くなる)射ているように見受けられました。

遠距離(30~40メートル)くらいであれば出来そうに感じますが、身体を避けることが可能であるのに矢を叩き落とす必要があるのか疑問が残ります。

いま30分くらい動画を探してましたが見つけられませんでした。残念。








不可能だと思います。



弓をやってますが、まず飛んでくる矢を掴もうなんて思いません。



一歩間違えば死の危険があります。







ボクは小学生ですが…



カンタンタヌキだと思います。というのは正月の隠し芸大会で、あまり運動神経が良いようにも見えない芸能人が少し準備しただけでカンタンに掴んだからです。



これは多少、タネがあって発射した瞬間に近い矢は掴みやすいと思います。つまり軌道を予測する必要がほとんどないからです。

ここから先はボクの想像ですが、おそらく矢の胴の部分をはたくようにして、矢が手のひらに当たった瞬間に手を握るのでしょう。

こうすれば鏃が通過する瞬間を見て手を下ろせば、すくなくとも何の危険もないことになりますし、矢が手をすりぬけようとしても羽の部分さえ引っ掛けてしまえば握ることができるからです。

…と、番組を見ていて推理しました。







roulabobbyさんのお話はなかなか面白いですね。

ただ実験としては「適性時間後」というのがみそであると思います。

人間の場合は目で見てから運動するまでに反射運動の時間差があり、そしてつかむ動作にかかる時間があります。

そのため、通常人間は常に予測をしながら行動を行います。

例えば野球の投手が投げる球は最大160km/hですが、投げてから打つまでにかかる時間は、打者がボールの姿を見てから打つまでの時間より長くかかります。そのために打者はボールを打つことが出来ます。あるいは男子テニスのサーブは時速200kmを超えますが、相手はレシーブできます。それは予測して動き、ラケットをかまえる動作は速いからです。

三国志の状況は良く知りませんが、達人ならおそらく矢の軌道を予測し(自分に向かってくる)、自分に到達する時間を反射的に見積もってつかむ事はできないことはないだろうと思われます。いつでもできるとは思っていないでしょうけれども。

日本などでも飛んでくる矢を刀で薙ぎ払う、というような場面は小説その他でたくさんありますね。至近距離では相手の動作を見て予測しないといけないですが、長い距離を飛んでくるものなら軌道と時間を予測して払うことは可能と思います。

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